「平成29 年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰 」を受賞しました
地球温暖化防止に顕著な功績があった個人・団体に対して環境省が行っている「地球温暖化防止活動環境大臣表彰(技術開発・製品化部門)」を、鹿島建設株式会社(社長 押見至一)・学校法人東海大学(土木工学科 笠井哲郎教授)・三和石産株式会社の産学共同で受賞し、12月4日(月)にイイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区)で行われた表彰式において、とかしき環境副大臣より表彰状を授与されました。
平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰等について(環境省HP)
(右写真向かって左から三人目が弊社社長)
今回、“温室効果ガスの排出を低減する優れた技術の開発によりその製品化を進めた”として表彰された技術は、「廃棄生コン起源の再生セメントによる超低炭素のコンクリート及び鉄筋コンクリート部材の実現(PDF)」です。
これは業界における長年の課題である戻りコンクリートをそのまま廃棄するのではなく、それを原料として製造した再生セメントを用いてコンクリートを製造する技術です。この再生セメントは普通セメントに比較して製造時のCO2 負荷が小さく、また、従来は廃棄されていた戻りコンクリートを原料として製造(=資源を循環利用)するため、資源循環と低炭素の両面から高く評価されています。
わたしたちは、これからもこの技術を発展・昇華させていき、持続可能な社会の実現に寄与していきたいと考えています。