規則正しい生活で自己管理、失敗を恐れず挑戦し会社に貢献する
三和石産
テスティング事業部(研究開発)
G.M
2021年 神奈川県立藤沢工科高等学校 新卒入社
主に戻りコンクリートから製造した再生セメントの品質管理(試験)と、再生セメントの有効利用先についての研究開発を行うリサイクル部門
Q1テスティング事業部で2年目を迎えましたが、1年間で成長したことを教えてください
先輩の仕事を任されるようになった
テスティング事業部では、戻りコン(戻りコンクリート=建設現場で余ったものなど、使用されずに工場に戻される生コンクリート)を使って、再生セメントを製造し販売しています。2年目で、コンクリートに使う砂利、砂、セメントの材料の品質管理試験を任されるようになりました。
砂の粒度や、含水率、セメントの細かさの指標である比表面積試験を行っています。
この試験は、生コンクリートを作るうえで基準に合っているかを調べる試験で、コンクリートの強度に繋がります。
砂をこぼしてしまうと数値に差が出てしまう精密な作業なので慎重に行っています。
Q2三和石産を選んだ理由を教えてください
学校で学んだことを活かせると思った
工業高校の先生に三和石産を紹介してもらいました。学校では授業でコンクリートの練り方や試験方法に触れていたので、経験が活かせると思いました。
工場と聞くと地味なイメージだったのですが、見学をした時にオフィスがきれいで、社員の明るさに惹かれました。
一緒に働く先輩たちは話しやすい人たちばかりなので、仕事でわからないことが出てきた時も、すぐに相談できます。
会社の雰囲気は大事ですね。
Q3入社してから会社のイメージは変わりましたか
戻りコンからの独自技術で『モアイ像』を作る面白い会社だった
生コン会社は、現場に生コンを運んで打設(生コンクリートを枠の中に流し込む作業)するのが仕事と思っていました。
それがまさか入社して『モアイ像』を作るとは思ってもいませんでした。
戻りコンは捨てるという選択肢しかない中、三和石産では独自技術で再生利用していましたが、より資源を無駄にしないためにはどうする?と社員が考え、出てきたのが『モアイ像』でした。
先輩から「一緒に作ってくれないか」と言われたときは、クリエイティブな発想と、遊び心のあるすごい会社だと思いました。
今では、モアイ像から発展して、道路の端に設置するL型側溝を作っています。製造、販売と幅広く仕事に関われています。
Q4入社後、どの様な指導を受けましたか
50歳年上の先輩から教えてもらえたことに感謝
実験の工程が細かく、且つやることが多いので、教わったことを一語一句もらさないようメモ帳に書き、手順を番号で記してそれを見ながら仕事を覚えていきました。
試験方法も教わりました。手際の良さは勿論、仕事のことは何を聞いてもわかっているので憧れます。
年齢差が50歳あるのですが、接していても壁がなく、目標とする先輩です。現在、コンクリート技士の資格を取るために、月1回社内の勉強会に出ています。講師として教えてくれるのが直属の上司なので質問もしやすいです。
Q5積極的に取り組んでいることはありますか
準中型免許を取得し新たな仕事に従事
準中型免許を会社負担で取らせてもらいました。嬉しかったです。
できることが増えて自分にもプラスになりますし、会社にも貢献できます。
いろいろやらせてもらえるので、ありがたいです。
取得後、戻りコンを使って製造した再生セメントの販売業務を任されています。
再生セメントは、25kgずつ袋詰めされていて、それをトラックでグループ会社やお客様のところへ配達しています。
捨てるだけだった戻りコンを再度資源として使用するので、携わっている仕事が、社会や環境のためになっていると感じます。
Q6社会人として意識していることを教えてください
規則正しい生活で社会人としての務めを果たす
生活リズムが変わりました。
8時出勤ですが、睡眠時間は7時間取りたいので、就寝時間を決めてそれを習慣にしています。
学校に行っている時よりも規則正しい生活をしています。遅刻したら大変なので、社会人の務めとして、生活リズムを崩さないよう気をつけています。
また、相手からどう見られているかを意識して、身だしなみにも気をつけるようになりました。
Q7就活中の皆さんに向けて一言お願いします
会社見学で社風を体感しませんか
三和石産は、環境問題に積極的に取り組んでいるだけでなく、ミキサー車の特許をとるなど他社がやらないことにも挑戦し続けている会社です。
入社前は生コンの会社に対して男臭くて地味なイメージを持っていましたが、女性社員もいますし、社内もとてもきれいです。
「失敗していいから、どんなことでもまずはやってみろ」という社風なので、一度会社見学に来て実際に社風を体感してもらいたいです。
上司からのコメント
色々なことにも積極的に取組み、仕事の覚えも良いので、さらに他部署も含め色々な知識を覚えていってもらいたいです。その過程で多くの失敗も経験しながら、将来的に会社の中心的な役割を担っていける人材になってもらいたいです。期待しています。